お知らせ

函館社会福祉施設連盟 平成30年度 第3回 研修・交流事業「社会福祉法人による地域への公益的な取り組み~連盟会員施設間及び町内会等による地域協働の取り組みに向けて~」

平成31年3月20日(水)、ベルクラシック函館にて、函館社会福祉施設連盟主催の平成30年度 第3回研修・交流事業が開催されました。

 

今年度、第3回目は、前回と同じく午後の半日に及ぶ長時間型プログラムとして、介護労働安定センターのご協力を得て、「社会福祉法人による地域への公益的な取り組み~連盟会員施設間及び町内会等による地域協働の取り組みに向けて~」と題し開催致しました。

 

本会は、平成28年4月に施行された改正社会福祉法第24条第2項の規定により、全ての社会福祉法人は、「地域における公益的な取組の実施」が責務として位置付けられたことにより、多くの社会福祉法人・施設連盟会員施設で何を行っていけばいいのか、どのように行っていけばいいのかなど、同様の悩みを抱いていることなどから、近接する会員法人・施設間での協働あるいは町内会等の地域との協働による「地域における公益的な取組」の実践の検討を図ることを目的としています。

 

講師には、北星学園大学 社会福祉学部福祉臨床学科 准教授で、(公財)介護労働安定センターの講師もされておられる畑 亮輔先生をお招きし、ご講義をお願い致しました。

 

専門性の高い内容であったことから、施設長やケースワーカー、社会福祉士など、主にソーシャルワークに携わる限られた職種の方々の参加となりましたが、グループワークやディスカッションでは、地域に根ざしたカタチでいかに地域に寄与出来うる活動ができるか、熱く語り合う場面も見られ、いずれの法人も何かしたいが何をすればいいのかわからないという思いが伝わってくる研修でした。

 

本会終了時には、次回開催までの間で考えてきて欲しい旨の“宿題”が出され、各テーブルとも今後も連携して検討していくことを確認していたことが印象的でした。

 

次回開催は、本年9月頃を予定しております。

 

この場をお借り致しまして、受講者の皆様、参加に際しご配慮下さいました施設長様・役職者の皆様をはじめ、介護労働安定センター様、また関係各位に感謝申し上げますとともに、本会が無事終了致しましたことをここに謹んでご報告申し上げます。