平成30年3月15日(木)、花びしホテルにて、函館社会福祉施設連盟主催の平成29年度 第3回研修・交流事業が開催されました。
今年度、第3回目は、「保育士スキル研修「保育記録の書き方」講座~記録の目的、内容、ポイント、実習~」と題し、ポイントを押さえて高い効果の得られる保育記録の書き方や保育記録を活用して効果的な園内研修を行うための手法について学習すべく開催されたものです。
講師に、学校法人 三幸学園 札幌こども専門学校 児玉由利子先生をお招きし、決められた時間で自ら相手を選んでヒアリングを行い、更にグループワークを行うグループも選択していくといった児玉先生の講義を受講している学生からは、“児玉式”と呼ばれる一風変わったワーキングを行いました。
このワーキング方式は、自らが自発的に動かなければワークが出来ないというもので、最初、研修に消極的であった方も、周囲が動き出すことで必然的に動かざる得なくなり、こうした方も最終的には楽しい研修となっているというものです。自身が自発的に行動することで、経験し、体得し、記憶に残る研修となります。
参加者アンケートからは、「初めてのやりかたで、最初びっくりして嫌悪感があったが、一度自発的に行うと、そこから楽しくなって、とても勉強になった」、「他の保育園の記録の仕方、自分の園との記録の違いなどを知ることが出来てとても参考になった」、「他の保育園の方と知り合うことができ楽しかった。これからも情報交換していきたい」などの声が多数聞かれ、記録スキルの習得としても、同じ職種の方との交友を深める交流の場としても、非常に有意義な時間となったようです。
この場をお借りして、参加者の皆様、参加に際しご配慮下さいました施設長様・役職者の皆様をはじめ、関係各位に感謝申し上げますとともに、本会が無事終了致しましたことをここに謹んでご報告申し上げます。